中日クラウンズ ゴルフ場
中日クラウンズの舞台「名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース」とは?
~日本屈指の名門と難コースの魅力~
中日クラウンズ――その名を聞いて、プロゴルフファンの多くが真っ先に思い浮かべるのが、
愛知県にある名古屋ゴルフ倶楽部・和合コースです。
この大会はCBCテレビと中日新聞社が主催する、日本最古の民間ゴルフトーナメントであり、1960年の創設以来、長い歴史と伝統を誇っています。
■ 和合ゴルフ場とは?
地元では「和合ゴルフ場」あるいは単に「和合」と呼ばれて親しまれているこのコース。
その始まりは1929年(昭和4年)、中京地区で最初のゴルフ場として開設されました。
戦時中には一度閉鎖されたものの、戦後に復活。1950年に再建され、以来日本ゴルフ界の聖地として知られています。
現在は18ホール/PAR70のレイアウトを持ち、日本屈指の「短くて難しい」戦略型コースとして知られています。
■ 中日クラウンズの名物ホール:魔の17番
和合コースを語るうえで外せないのが、17番ホール(175ヤード・PAR3)。
池越えのこのショートホールは、距離こそ短いものの、風が読みにくく、グリーンも狭く速いため、まさに「魔の17番」として知られています。
実際、多くのトッププロたちがここでスコアを落とし、流れを崩すシーンがたびたび見られます。
まさに中日クラウンズの勝負所とも言えるホールです。
■ 石川遼の「58」伝説もこのコースで
2010年の中日クラウンズ最終日には、石川遼選手が驚異の“12バーディ・ノーボギー”でツアータイ記録の「58」をマーク。
コースレコードを更新し、世界中のゴルフファンの話題となりました。
この記録は、和合コースの難しさと、その中での偉業という意味で、語り継がれています。
■ 和合コースの特徴とプレーの魅力
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距離は短め(6,557ヤード)ながら、戦略性が非常に高い
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砲台型グリーン&速くて小さいグリーン
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風の読みづらさ、バンカーの難しさ
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毎年、優勝スコアが10アンダーを超えることすら困難
これらの要素が揃い、単なる「飛ばし合い」ではない、本物のゴルフ力が試される舞台となっています。
■ 観戦にも、プレーにも“価値のある”コース
中日クラウンズ開催時には、プロの戦いを間近で観戦できる絶好のチャンス。
また、名古屋ゴルフ倶楽部は会員制コースであるため、一般プレーは制限がありますが、機会があれば**一度はプレーしてみたい“伝説の舞台”**です。
■ 基本情報
名古屋ゴルフ倶楽部 和合コース
〒470-0153 愛知県愛知郡東郷町和合
TEL:052-801-1111
コース:18ホール/PAR70
定休日:火曜日(祝日営業)・元日・12月31日
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